NHK杯のエキシで着ぐるみ達と楽しそうにしている羽生くんを見て思ったのですが
羽生くんはスケートに関しては戦術を立てたり、先を予測して対策を練ったり、相手を見たりと強いのに
人と人(着ぐるみ含む)になると純粋で相手をまるっと受け入れる。警戒心や先入観や偏見を持たない。剣も鎧も装備しないから戦う術も守る術もない。だから人より深く傷つく。そんな風に思うの。
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そこで全日本エキシです。
全日本エキシのリンク周回で羽生くんと高橋くんが手を繋いでいたのは演出では?との意見を見ました。
うん、そうかもしれない。こちらの情報番組を見るととんちんかんなナレーションをしてるな、って思う。(1分)
だからね、ナレーションを無視して映像だけ見てたの。そしてこのシーン。
「俺はずっと大ちゃんとこうなりたかった」
あ、私が一人勝手にそう思っただけですよ。
決して高橋くんと手をつないで周回したかったわけでなく、(わかっている)精神の部分で拒絶されずに高橋くんの横に立ちたかった。
高橋くんが羽生くんを拒絶した時期があったと思っています。「俺のテリトリーに入るな」そんな雰囲気を出していた。羽生くんはそれを察し、剣も鎧も持たないからただただ傷ついた。
それがこの全日本でおっさん挨拶からはじまり、
高橋くん自身がボロボロだと言ったSPのプロトコルを一緒に見て
一緒に滑る。
高橋くんから精神の部分で拒絶がなくなった。高橋くんの隣に立っていい。
今回で羽生くんの傷が綺麗さっぱり昇華したとは思わない。それでも、二人が共演したのは2014年のFaOIが最後だと思いますが、あの日から止まっていた時間が動き出した。
辛い記憶の上に今回の全日本がアップデートされた。嬉しい記憶が追加された。今は「羽生くん、良かったね。」そんな気持ちでいっぱいなのです。
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