本日の最初のgifは15歳の靴紐を結ぶ羽生くんをお連れしましたよ。スローにしているけど今ほど靴紐を結ぶスピードが早くないの。（現在の羽生くんはスローにしても追えない）少年羽生くんをお楽しみ下さい。
今よりももっと小さくて丸い頭にしましまのハイソックス。細い脚。いかにも子供子供していて可愛いっすね。( ；∀；)
それでは！一つ前の記事でバンクーバー五輪に失望したと書きました。今日はバンクーバーのプル様と羽生くんについて書きますよ。
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まずはこちらのソチ五輪の写真をご覧下さい。
羽生くんを見るプル様ですね。この写真を知っていたけど映像は見た事がなかったの。プル様は羽生くんが何をしている時にガン見しているのか気になってました。
そしたら！HDDを整理していて発見！！ソチ後に放送された「成功の遺伝子」に入ってた！！そのシーンのgifをどうぞ。
羽生くんはプル様の目の前で3Lz-1Lo-3Sの3連続を飛んでました！！プル様はそんな羽生くんをガン見してるんですね。
羽生くんはプル様に「貴方に勝ちにきましたよ」と挑戦状を叩きつけてるよね！
し・び・れ・る～ぅ！！
これはプル様も本当に嬉しかったと思う。自分に憧れていると言っていた少年が成長して本気で自分を倒そうとしてるんだもん！しかもその少年は確率の高い4T装備！安定したジャンプ。真っ向勝負です。
ここでバンクーバー五輪なの。バンクーバー五輪で優勝したアメリカのライサチェックは４回転無しで優勝します。プルはSP・FS共に4Tを降りたけど、FSの演技はよくなかった。だからライサの優勝でいいんですよ。それでも・・・98年の長野五輪で当時は「夢の4 回転」と言われていた4回転をクーリックが降りて優勝し、ヤグプルが扉を開いた2002年ソルトレイク五輪までの4回転時代。プルが一人で戦い続けた2006年のトリノ五輪までの4年間。
そこから！ルールが大きく変わりプログラムの完成度重視の時代が2010年バンクーバーまで続きます。ジャンプの回転不足判定が厳しくなり、減点も大きい。基礎点の高いジャンプは回転不足の減点が大きいので回避する選手が増えました。「勝つために4回転を回避する」そんな時代。それでも五輪は違うだろう。さすがに五輪では4回転を飛ぶだろう。と、私は思っていました。（ライトファンなので深く考えていなかった）でも優勝したライサは4回転を構成に入れていませんでした。そこで起こった4回転論争。テレビで見ているだけの私でさえ4回転は終わったと失望したのに、4回転時代を築き上げ、引っ張ってきたプルの絶望はどれほどのものだったか。
羽生くんはソルトレイク→トリノ→バンクーバーとプル様を見てきてますよね。だからバンクーバーはめちゃくちゃ悔しかったと思うの。きっとね、「俺が五輪で金メダルをとって有名になって『僕の憧れはプルシェンコさんです！！』と世界中に発信するんだ！！」と思った気がするの。羽生くんはプル様の意志を受け継いだ。成功の遺伝子はそんな二人を伝えています。
動画をどうぞ。5分29秒です。
羽生くんは五輪の大舞台で憧れの選手と戦える。できる事は出し惜しみせず全力を尽くす。勝ちにいく。それが羽生くんの流儀。
プルもアナザーストーリーズで「氷の上でどうやって羽生くんを倒すか、ショックを受けさせるか、たたきのめすか考えた」と言ってましたよね。「それが僕の流儀」だと。プル様がそんな風に思える相手はヤグ以来じゃないですか？ソチ五輪の二人はガチ勝負だったんです。
最短で五輪出場を果たした羽生くんと、長年世界のトップの一人であり続けたプル様。二人のアスリートの運命と巡り合わせに胸熱になるのでした。(｀；ω；´)
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